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 国際交換のすゝめ
  ―遂に世界中とのポケモン交換が実現!問題点とその対処法とは?


ついに“ポケモングローバルコミュニケーション”が実現しました。
これによりゲームフリークが当初抱いていた大きな夢が、また1つ実現することになります。
「全世界の人たちとポケモンを交換できるようにしたい」
というのが
ポケモンを生み出す前からのスタッフの夢でしたから。

海外版のポケモンを積極的に手に入れるような仕組みも作られています。
(海外版のポケモンは)通常交換したポケモンよりも育ちが早いのです。

そこで、実際に四天王のリョウのドクケイルを
  • 「自分のポケモン」
  • 「日本版の他人からもらったポケモン」
  • 「海外版のポケモン」
3匹と戦わせて経験値を確認してみると,
  • 「自分のポケモン」 → 609
  • 「日本版の他人のポケモン」 → 913
  • 「海外版のポケモン」 → 1035
となり、確かにもらえる経験値が普通に交換したポケモンよりも多いことがわかりました。
(具体的には、1.7倍となるようです。)

国際交換には、このような≪メリット≫があるようです。


ただし、国際交換にはまだ不完全な点があります。
それはニックネームの問題です。

たとえば、アメリカの人から PIKACHU (ピカチュウ) をもらったとします。
これを日本版のソフトではニックネームが「PIKACHU」のピカチュウであると扱われ、
進化してライチュウになっても名前が「PIKACHU」のままになってしまいます。

・・・つまり、こういうことが起こります。


<日本版のソフト> ※( )内はニックネーム

ピカチュウ (ピカチュウ) → 進化 → ライチュウ (ライチュウ)
⇒ ポケモンの種類名とニックネームが一致していれば、進化したときに名前が変わる。

ピカチュウ (PIKACHU) → 進化 → ライチュウ (PIKACHU
⇒ 種類名とニックネームが一致していないので、進化しても名前はそのまま・・・。


人からもらったポケモンのニックネームにはその人の個性が付着しているとの観点から、
そのニックネームを変えることはできません。
しかし、この仕様が逆に進化前の名前を持つ不自然なポケモンが発生してしまうという
≪デメリット≫を引き起こしてしまったのです。

これを防ぐには、ソフトに全ての言語におけるポケモン名を仕込んでおかなければならず、
これはローカライズの時期的にまず不可能です。


しかし、私たちに可能な対処法もいくつかあります。

1つには交換するポケモンにオリジナルの名前をつけるという方法があります。
例えば、ピカチュウに「ねずみ」という名前をつければ、
ライチュウになっても「ねずみ」のままで、上記の現象は防げます。

それに、「ニックネーム」は親の性格の転写物みたいなもの。
交換するポケモンにはなるべくニックネームをつけてあげましょう。

他にも、進化後のポケモンのニックネームをあらかじめ与えておくという方法があります。
例えば、ピカチュウに対してあらかじめ「ライチュウ」というニックネームをつけておけば、
海外版で進化しても自然な名前になります。


既に欧州でも『ダイヤモンド・パール』は発売されており、
※≪GTS≫の公式サイトまで開設されました。
交換されたポケモンの数もとうに1000万匹を超え、
もはや使われるのが当たり前になりつつある≪GTS≫。

このような配慮をしておけば、全世界の人々がますます快適に
≪GTS≫を使えるようになるでしょう。


 ※注釈
 ≪ (Pokemon) GTS ≫
 「グローバルトレードステーション」。
 Wi-Fi通信を利用したポケモン交換システム。


 関連ページ : GTSとは?(ポケモン公式サイト)
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