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ポケモンの育て方 決定版
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ポケモンを効率よく育てる方法を伝授しますよ!
※たぶんGBA版(ルビサファ・エメラルド)仕様!


Nohm



   はじめに

 ポケモンの能力の仕組みについて
 書いてあるサイトは多く見受けられます…が、
 
≪ポケモンをいかに強く育てるか≫
 について書いてあるサイトは、あまり見受けられません。

 そこで、ポケモンをいかに強く、
 そして効率的に育てればよいかを考察してみます。


 まず前提として、
 読者は以下の用語の意味と性質を
 知っているものとします。

 知らない人は、疑問氷解講座(ポケモン攻略のページ)
 もしくは他のポケモンの攻略サイトで事前に調べておくことを
 オススメします。

 深く知る必要はなく、
 だいたいの位置づけがわかっていれば,大丈夫なはず…です。


知っていなければならない用語

1. 攻略本・説明書等に載っている専門用語≫
2. 『個体値』,『種族値』,『努力値』

※ 個体値・種族値・努力値については、コチラに詳しく書かれています。



 対戦用ポケモンの分類


対戦用ポケモンは、その性質により
『4つの分類』に分けることが出来ます。
それらのここでの名称と特徴を紹介します。

A. 物理攻撃一刀流型 こうげきを高め、
わざも物理攻撃で固められたポケモン
B. 特殊攻撃一刀流型 とくこうを高め、
わざも特殊攻撃で固められたポケモン
C. 二刀流型 こうげき、とくこうをバランスよく高め、
多くのタイプのポケモンに対応できるポケモン
D. 耐久型 HP、ぼうぎょ、とくぼうをバランスよく高め
打たれ強くし、特殊わざを多く覚えさせて
持久戦に持ち込むポケモン

もちろん、各型に優劣はありません。
しかしこれらのポケモンをバランスよく
パーティに入れるべきなのは言うまでもありません。

また、順番も大切です。

1番手には攻撃型のポケモンを入れて出来るだけ多くのポケモンを倒し、
相手のポケモンの数が少なくなったら、持久戦に持ち込む。

というのが1つのセオリーです。


 対戦用ポケモンの選び方

同じレベルで同じ種類でも、
ポケモンの能力にばらつきが見られるのは有名です。
そこで、どのような個体値を持つポケモンを
選べばよいのかがよく話題になります。

もちろん、全ての個体値が最大値のポケモンが
最もよいことは言うまでもありませんが、
その遭遇確率は、もはや宝くじの世界となってしまいます。

よって、可能な範囲の基準を設けることを勧めます。
欲張りすぎはダメです。


具体的には、

・個体値合計 105 以上で、

攻撃型ポケモンの場合はすばやさの個体値 30 以上

耐久型ポケモンの場合はHPの個体値 28 以上

が望ましいです。


 能力値の重要度

どの能力値も等しく重要なようにも思えますが、
能力値の重要さは異なります。

しかし、具体的にその重要さを順番に並べることは出来ません。
ポケモンによって能力の重要さはまちまちだからです。

…ですが、大まかには決められます。


[A] 物理攻撃一刀流型 すばやさ > こうげき > HP > ぼうぎょ
= とくぼう > とくこう
[B] 特殊攻撃一刀流型 すばやさ > とくこう > HP > ぼうぎょ
= とくぼう > こうげき
[C] 二刀流型 すばやさ > こうげき = とくこう > HP
> ぼうぎょ = とくぼう
[D] 耐久型 HP > ぼうぎょ = とくぼう > すばやさ
> こうげき = とくこう


 攻撃型ポケモンの役割分担

また、言える事として
攻撃型ポケモンの場合、
(すばやさがもともと低い例外的なポケモンを除き)
すばやさは重要です。

なぜならば、先制攻撃が出来るのと出来ないのとでは
攻撃できる回数が1回違うからです。
後攻になると、こうげきを高めていても
合計ダメージはおそらく前者の方が大きい場合が多いです。

また、
耐久型ポケモンの場合、HPが重要となります。
なぜならば、HPが物理攻撃にも特殊攻撃にも対応するからです。


ポケモンのこうげきには2種類ある事は誰もが知っています。
対戦用のポケモンの場合、1匹に覚えさせる攻撃技は
1種類に統一する(一刀流型にする)ことが望ましいです。

つまり、
物理攻撃型と特殊攻撃型を完全に分けて育てる方が
いろいろな面で有利なのです。

物理特殊両用型、いわゆる二刀流型は
安定していますが、難点がいくつかあります。
以下に、一刀流型と二刀流型の
メリットデメリットをまとめてみます。


[A] 物理攻撃一刀流型

メリット 個体値や性格選びや努力値配分で
「とくこう」を考慮する必要がなく、
「すばやさ」と「こうげき」を高めることに集中できる
デメリット 打撃耐久型のポケモン(レジロック、レジスチルなど)
のポケモンに太刀打ちするのが難しい

[B] 特殊攻撃一刀流型

メリット 個体値や性格選びや努力値配分で
「こうげき」を考慮する必要がなく、
「すばやさ」と「とくこう」を高めることに集中できる
デメリット 特殊耐久型のポケモン(ハピナス、レジアイスなど)
のポケモンに太刀打ちするのが難しい

[C] 二刀流型

メリット 相性が悪くない限り、ほとんどのポケモンに対応できる。
デメリット 個体値選びや努力値配分に「こうげき」と
「とくこう」を両方とも考慮しなければならなく、
どっちつかずになってしまいやすい


 努力値配分について

他サイトや、多く掲示板で話される言葉に
努力値配分
」というのがあります。
努力値が完全にためることが出来なくなった今作では、
この努力値配分が重要になります。
これによって、シナリオ進行用のポケモンと
対戦用のポケモンは一目でわかります。

まず、努力値配分はどうすればいいのか?
 →多くの能力に分散させた方がいいのか?
 →それとも、2つの能力について集中的に配分するべきなのか?

という質問が良く出ますが、私の考えとしては、
2つの能力に集中的に配分するのが望ましいと思われます。

また、その配分方法も大まかに決めることが出来ます。



攻撃型ポケモンの努力値配分

[A] 物理攻撃一刀流型 「こうげき」、「すばやさ」を最大に
[B] 特殊攻撃一刀流型 「とくこう」、「すばやさ」を最大に
[C] 二刀流型 「すばやさ」を最大に、
残りを「こうげき」「とくこう」に
(比率はポケモンの性質に合わせる)

[D] 耐久型ポケモンについては、少し考えなくてはいけません。
たとえば、「HP」と「ぼうぎょ」のどちらを高めればよいのか?
という疑問にぶち当たるからです。

ここで、「HP」と「ぼうぎょ」「とくぼう」を
どのように高めればいいのか、すなわちどのように配分したら
HPのメーターが減りにくいのか
を考えてみます。

以下の説明では、
「ぼうぎょ」と「とくぼう」をまとめて「防御」と書いています。


耐久能力の配分方法

まず、「防御」がダメージを受けるときに
どのようにかかわっているのかを考えます。

「防御」は、ダメージ計算式の分母にあります。
よって、相手から受けるダメージは自分の「防御」に大体反比例します。

また、「HP」は体力の数値そのものを意味します。
ということは、「防御」を倍にしたときはダメージそのものが半分となり、
「HP」を倍にしたときはダメージの最大HPとの比率が半分となり、
両者はHPのメーターの減る量を考えると実質上は変わりません。

このように「防御」と「HP」をバラバラに考えるとよくわからないので、
ここで相手のわざによるダメージの、
自分の最大HPに対する比率(ダメージ率)を考えてみます。

すなわち、

(ダメージ率)=(相手のわざによるダメージ)/(自分の最大HP)

です。


このように考えると、
「HP」と「防御」の値が近くなるほど
ダメージ率が低くなる
ことがわかります。
(※これを厳密に説明すると高校数学以上の話となってしまうので、
説明は省きます。)


つまり、
「HP」や「防御」の耐久型能力は高い能力を伸ばすよりも、
低い能力を底上げした方が有利
ということになります。

たとえば、「HP」と「とくぼう」の高いハピナスの場合は
「ぼうぎょ」に努力値を配分した方が、実は有利であるという事です。

以上より、
耐久型ポケモンについては
「HP」と「ぼうぎょ」「とくぼう」が近い値になるように
努力値を配分するべき
であるという結論に達します。


努力値のため方

では、実際に
どのようにしたら早く努力値を最大に出来るかを書きます。
まず、伸ばしたい能力の基礎ポイントを上げる道具(タウリンなど)を
10個使います。その後、「きょうせいギプス」を持たせ、
できれば「ポケルス」にも感染させます。

これらの準備ができた後、
伸ばしたい能力に応じて以下のポケモンを76 匹倒します。
(※ポケルスに感染している場合は38匹)

<HP>
ゴニョゴニョ
【カナシダトンネル】

<こうげき>
カゲボウズ
【おくりびやま】

<ぼうぎょ>
ココドラ
【いしのどうくつ】

<とくこう>
パッチール
113ばんどうろ

<とくぼう>
メノクラゲ
【水上】

<すばやさ>
コイキング
ルネシティ水上で
あまいかおりをつかう

最後に

ポケモンの育て方の大まかなコツを説明してきました。

以上に書かれているのは、あくまでも能力に関してであって、
他にもわざや戦略などが対戦の重要な要素として絡んできます。

たとえば、「わざ」はポケモンの型の分類にあったわざを
覚えさせたほうが良いことは当たり前ですし、
わざのPPも最大にしておくことも重要です。

要は、ここに書かれていることは最低限のことであり、
あとはトレーナーの腕がモノを言うということです。


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